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2008/02/17

邦画1題 嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一生

Kirawarematsuko

006年 監督・脚色:中島哲也、出演:中谷美紀(川尻松子) 、榎本明(松子の父)、市川実日子(松子の病弱な妹)、 瑛太(松子の甥) 、 伊勢谷友介(松子の元教え子でやくざ) 、
キャストスタッフ:http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tyca/id323681/
ストーリー:http://www.toho.co.jp/lineup/matsuko/story.html

あらすじ:ある事件で中学教師の職を追われた女性の、過酷な運命に翻弄されながら、ただただ愛を求め生き続け、ソープ嬢にになり、殺人を犯して服役、愛する男に次々に裏切られ続け、あげくには精神を病んで、一人暮らしの引きこもとなる。たった一人の松子の理解者を頼り、人生をやりなおそうと決心するが、不良中学生を注意したことから、河川敷で中学生に撲殺された53年の人生。25万部を超えるベストセラーとなった「嫌われ松子の一生(原作:山田宗樹氏)」の映画化。松子を演じた中谷美紀は原作に惚れ込み「松子を演じるために、今まで仕事をして来たのかも知れません」と言い切る。

 松子は病弱な妹のみに愛情を注ぐ父への思慕をつのらせ満たされることがない。これが主題になっているのに、注意を払った映画評はほとんどない。父の笑顔を見るために作り出した剽軽な表情が痛々しく、それが映画の随所に出てくるお笑い系の登城人物とPOPな画面に重ねて写し取られている。映画の一部を切り取って見ても意味不明なシーンの連続にしか見えないが、全編を見て初めて作者、監督の意図が浮き上がり、中谷美紀が思い入れる理由が理解できる。

 どこの家庭にも親戚の中に隠された話はあるだろう。こういう映画が日本にもあることに感激した。90点。

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2008/02/10

洋画1題 マグノリア Magnolia

マグノリア Magnolia
Magnolia

1999年 アメリカ、監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン、出演:ジュリンアン・ムーア、トム・クルーズ他。あらすじ:死の床につく大物プロデューサー、その若い妻、彼の看護人。彼が過去に捨て、長年音信不通の息子。長寿クイズ番組の司会者と家族。その番組に出演中の天才少年と少年の父親。昔番組に出演していたさえない元天才少年。町をパトロールする警官…。サンフェルナンド・バレー辺りでこの12人の男女は忘れがたい強烈な1日を送り、その終わりに見たこともない事件に遭遇する。(TSUTAYA online, http://www.tsutaya.co.jp/item/movie/view_v.zhtml?pdid=10010146 から)

評価が分かれている。若者には受けるようだが、全く評価できない。オムニバスでストーリーが進行していくのだが、登場人物の人生が云々の問題ではない。なぜだか皆いつも怒鳴り合い、ドジばかり踏み、後悔の涙を流している。あげくには蛙が空から大量に降ってくるエンディング。聖書の一節で不吉な前兆を意味するという話もあるが、それが何なのかわからない。感覚的な作品なのだろう。得るものも何もない。10点。

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