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2008/11/29

流行語

流行語大賞候補に、KYが上って入るらしい。

安部元総理か福田総理の時に総理を評して出たと思ったが、最近は麻生総理を評して、3KY: 「空気読めない」、「漢字読めない」、「経済弱い」と使われている。「金、よこせ」と読めるし、こんな言葉が定着するなんて、開いた口がふさがらない、という人もいる。

もともとKYはJK=Josi Kosei 言葉で、多分携帯メールで使いやすいから使ってるんだろう。一種の符牒だから、仲間以外で通じなくても別にいいだろうし、発想が単純明快で意味を覚えやすいし、たった2文字で「場の空気を読めない」という本人には直接言いにくいような微妙なことを明確に言ってしまえるところがウケてるんだろう。定着してはないだろうが、意味を知らない人はほとんどいないようだ。

昔々、IT革命のことをイット革命と言った首相がいたが、IT=Information Technologyと知って使っている人の方が少なく、I=internetと勘違いしている人は多いだろう。専門用語はそんな面倒臭いところがあるので、例えば医学用語を一般にわかるような言葉に変えようという動きがあるようだが、結局は曖昧さがなく明瞭な言葉に置き換えられるかどうか鍵で、上から無理やりやろうとしても、漢字で起こっている問題のように定着しないだろう。

短縮形は、例えば米語でも、JFK=John Fitzgerald Kenndyは普通に使われるし、ASAP=as soon as possible も、急いでるということと親しみを感じさせるという点でよく使われるし、まあ、簡単明瞭で面白がってみんな使い、一般に流通するようになれば新語になるんだろう。

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2008/11/27

麻生語録

麻生さんは、程度が悪すぎる。森元首相よりひどいなあ。忘れないうちに記録しておこう。

首相、何もしない人の分なぜ払う 医療費で発言


 麻生太郎首相が20日の経済財政諮問会議で、「たらたら飲んで、食べて、何もしな い人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言していたことが26日に 公開された議事要旨で分かった。
 首相は全国知事会議で「医師は社会的常識がかなり欠落している人が多い」と発言し 、 陳謝したばかり。病気になるのは本人の不摂生のためとも受け止められる発言で、波 紋が広がりそうだ。
 20日の諮問会議では、社会保障制度と税財政の抜本改革などを議論した。首相は同 窓会に出席した経験を引き合いに出し「(学生時代は元気だったが)よぼよぼしている 、 医者にやたらにかかっている者がいる」と指摘した。
 その上で「今になるとこちら(麻生首相)の方がはるかに医療費がかかってない。そ れは毎朝歩いたり何かしているからだ。私の方が税金は払っている」と述べ、努力して 健康を維持している人が払っている税金が、努力しないで病気になった人の医療費に回 っているとの見方を示した。
 さらに「努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブ (動機づけ)がないといけない」と話した。
(2008年11月26日共同通信)

http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112601000936.html

つぎの鳩山氏のコメントを見るまでもなく、社会保障とか福祉とか全くお分かりになっていないのであろう。

高齢者医療巡る発言、首相が陳謝 民主・鳩山氏は批判


 麻生太郎首相は27日昼、医療サービスを受ける高齢者について「たらたら飲んで食べ て何もしない人の分の金を何で私が払うんだ」などと経済財政諮問会議で発言したこと について「病で床におられる方の気分を害したなら、その点はおわびする」と陳謝した。
首相官邸で記者団に語った。
発言の真意について「趣旨は(病気の)予防っていう話を全然考えに入れてない今の制 度はいかがなものか」ということだと弁明。その上で「健康管理をする人、しない人で すごい差が出てくる。予防にも力を入れることで医療費全体を抑制できるという観点( が必要だ)」と強調した。
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日午前、首相発言に関して「言葉だけの表面的な問題 ではない。考えそのものが首相にふさわしいのかということ自体が問題になってきてい る」と批判した。公明党の太田昭宏代表も首相官邸で記者団に「不適切な発言だ。よく 真意を周りの人に聞いていただければ」と語った。
(2008年11月27日日経新聞)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081127AT3S2701827112008.html

先生と勘違い?保護者大会で首相「親で苦労してるでしょ」


 麻生首相は19日、都内で開かれた私立幼稚園PTAの全国大会であいさつし、「幼稚園はお子さんを預かっているが、そのお子さんの後ろについている親で苦労しているでしょ。子供でなく親で苦労していると私は思っている」と述べた。
 保護者らが集まった同大会を幼稚園の先生らの会合と勘違いし、日ごろの「保護者対応」の苦労をねぎらおうとしたものと見られるが、“的はずれ”のあいさつとなったようだ。
(2008年11月20日02時00分 読売新聞)

「医師、社会常識欠落している人が多い」首相が問題発言


全国知事会議であいさつする麻生首相(19日、首相官邸で)=田中成浩撮影
 麻生首相は19日午後、首相官邸で開かれた全国知事会議で、地方の医師確保策に関連し、「病院を経営しているから言うわけではないが、医師の確保は大変だ。もっとも社会的常識が、かなり欠落している人が多い。とにかくものすごく価値観が違う。そういう方をどうするか、という話を真剣にやらないと……」と述べた。
 首相がかつて中核企業の社長を務めた「麻生グループ」は、病院を経営している。
 首相はこの後、記者団に対し、自身の発言について、「まともなお医者さんが不快な思いをしたというのであれば、申し訳ない」と陳謝した。
 首相の発言に対し、日本医師会の中川俊男常任理事は19日の記者会見で、「首相がそんなことを言うとは思えない。事実確認をしたい」と述べた。
(2008年11月19日21時11分 読売新聞

首相が発言陳謝、医師会会長は抗議文を手渡す


 麻生首相は20日、首相官邸で日本医師会(日医)の唐沢祥人会長と会談し、医師の社会的常識が欠けているなどとした自らの発言を撤回、陳謝した。
 同席した竹嶋康弘副会長によると、首相は「言葉の使い方が不適切だった」と謝罪したという。会談は日医側が申し入れ、「軽率な発言は、耐え難い環境で医療現場を懸命に守る医師の真摯(しんし)な努力を踏みにじるもの」などとした抗議文を首相に手渡した。
 日医は参院比例選の自民党名簿に組織内候補を載せるなど、同党の有力支持団体の一つ。首相の発言が次期衆院選に与える影響について、「かなり出るのではないか。撤回・謝罪で全国の医師会員が納得するとは思っていない」(中川俊男常任理事)との声も出ている。また、救急患者が病院をたらい回しにされた問題で、二階経済産業相が10日に、「医者のモラルの問題。忙しい、人が足りないというのは言い訳」と発言したことにも、「不適切」(竹嶋氏)と反発が出ている。二階氏はその後、「(たらい回し解消のために)専門的な立場から全面的に協力願いたいという気持ちを込めた」と釈明している。
(2008年11月20日20時49分 読売新聞)

誰が止めてやんなさいな。。。

道路特定財源の地方配分、1兆3000億円超に…首相表明


 麻生首相は19日、首相官邸で開かれた全国知事会議で、2009年度からの道路特定財源の一般財源化に伴い、地方自治体に1兆3000億円を超す額を配分する意向を表明した。
 このうち、1兆円については、使途を限定しない地方交付税での配分を考えていることを明言した。
 首相は10月30日の記者会見で、道路特定財源の一般財源化に際し、「1兆円を地方に移す」と表明した。しかし、現行の地方道路整備臨時交付金(約7000億円)と「別枠」の1兆円として、計1兆7000億円を配分するのか、1兆円の中に臨時交付金の7000億円を含んだ計1兆円とするのかは、政府・与党内で解釈が割れていた。
 19日の知事会議で、首相は、道路特定財源のうち、国税から地方への配分が、現在は臨時交付金と補助金約6000億円の計約1兆3000億円(いずれも使途は道路関連事業に限定)であることを踏まえ、「現在の地方の取り分は1兆3000億円。その分よりは積み増さなければならない」と語った。計1兆7000億円を地方に配分するわけではないが、現在の配分額よりは上積みする可能性を示したものだ。
(2008年11月19日21時34分 読売新聞)

まだまだ続く。


「東京で美濃部革新都政が誕生したのは婦人が美濃部スマイルに投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」
(1983年2月9日、高知県議選の応援演説)



「当時、朝鮮の人たちが日本人のパスポートをもらうと、名前に『金』とか書いてあった。(中略)仕事がしにくかった。朝鮮の人たちが『名字』をくれと言ったのが(創氏改名の)始まりだ」(その後、謝罪)
(2003年5月31日、東京大学での講演)



「秋葉原のオタクの皆さん、ありがとうございます。なにせ皆さん若い人が多い。『キャプテン翼』知ってる人?(中略)Jファッション、Jポップ、ジャパニメーションという3Jがアジアを席巻しつつある」
(2006年9月、東京・秋葉原での自民党総裁選の街頭演説で)



「(コメの内外価格差について)78000円と16000円はどっちが高いか。アルツハイマーの人でも分かる」
(2007年7月19日、富山県高岡市での講演)



「(福田首相は)ひょうひょうとした感じで、『困っちゃうんですよね』と言われても、『バカ、それはお前の仕事だろ』と私は見る」
(2008年5月、都内のトークショーで)



「岡崎の豪雨は一時間に140ミリだった。安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ」
(2008年9月14日、名古屋市での総裁選演説)

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2008/11/25

洋画1題 Straight Story ストレート・ストーリー

Straight Story

1999年アメリカ、監督:デイヴィッド・リンチ、脚本:メアリー・スウィーニー、出演:リチャード・ファーンズワース(アルヴィン)、ハリー・ディーン・スタントン(ライル・ストレート)、シシー・スパセック(ローズ・ストレイト)


Straightstory

あらすじ:アメリカ・アイオワ州ローレンスに住む73歳のガンコな老人アルヴィン・ストレイト。ある日、彼のもとに、76歳の兄が心臓発作で倒れたという知らせが入る。10年来仲違いをしていた兄に会うため、アルヴィンは周囲の反対を押し切り、たったひとりで時速8kmの芝刈り機に乗り、荷車を牽いて旅に出ることを決意する。アイオワ州ローレンスからウィスコンシン州マウント・ザイオンまでは350マイルまでの多くの善き人々との出会いを綴った旅日記。6週間の長旅を終え、ようやく兄の粗末な一軒家にたどり着く。


Sissysoacek

1994年にNYタイムズに掲載された実話をもとに、「ツイン・ピークス」のデヴィッド・リンチ監督がユーモアとペーソス溢れるタッチで描いた感動作。リチャード・ファーンズワースは「ゲッタウェイ」にも出ている。アルヴィンのちょっとトロい娘ローズ役のシシー・スパセックが好演。トラクターと書いた評が多いが、芝刈り機riding mowerである。オハイオ、ケンタッキー、イリノイの田舎が思い出されなつかしかった。個人的な思いもあって80点。

ローレンスからマウント・ザイオンの地図は
Laurens

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2008/11/24

北朝鮮情勢

このところ、北朝鮮内の動きが不気味だ。

韓国紙、東亜日報は24日、金正日(キムジョンイル)総書記(66)の健康悪化説が伝えられる北朝鮮で、幹部職員らが所有する日本製自動車を11月20日から没収し始めたほか、2009年から各地の「市場」を閉鎖すると布告するなど、住民統制を大幅に強化していると報じた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081124-00000020-yom-int

また、北朝鮮は24日、韓国の開城工業団地管理委員長、同工業団地入居企業、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)あてに各1通の通知文を送り、開城観光と南北間鉄道運行の中断、開城工業団地の韓国側常駐人員の半減など、強力な通行遮断措置を来月1日から取ることを通告した。これらの措置が取られれば、南北間の交流協力事業は開城工業団地事業を除き事実上全面中断となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081124-00000015-yonh-kr

金正日は8月に脳卒中で倒れたとみられており、その後も公式報道から姿を消している。「金総書記の長引く病気説により国内で広がる民心動揺を抑えるため、国内引き締めを狙って危機感をあおっている」(情報関係筋)との観測が有力になってきた。

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2008/11/15

郵便局の宵

 共働きをしていて、昼間は家に誰もいないから、書留などは郵便局まで取りに行かなければならない。その点、宅配便は配達指定もできるし、夜9時くらいまでなら再配達をしてくれるから便利である。そこで、殿様商売をやっていた郵便局もサービス改善に取り組まざるをえなくなり、夜でも窓口を開けておくようになった。コンビニなみに深夜早朝も開けておく必用があるのかは知らないが、とにかく全国的にそういうサービスをやっているらしい。

 ここ二日、連日書留が届いて、夜8時頃郵便局に行った。毎回、狭い入り口ホールに20人位の列ができていて、もちろん椅子もない。数分置きに客が訪れ自動扉も開きっぱなしになってしまった。受付のおばさんは、服装から明らかにパートだろう。小さなカウンター窓口から不在通知を渡すと奥の方に探しにいき、郵便物を持ってきて免許証で身分確認、番号を控え、署名か印鑑を押させて郵便物を渡してくれる。待ち時間は一人当たり5分位はかかる。宅配便の支所にも何回か行ったことがあるが、明らかに対応の処理能力は宅配便の方が上である。

 昼間使われる広いホールやカウンターは、窓口のある入り口ホールとはカーテンのかかったガラス戸で仕切られている。カウンター内に、当直の上司と思われる年配の男性職員とその部下と思われる中年の女子職員が談笑しているのが見える。入り口ホールの監視カメラを見なくても混雑状況は分かっているに違いない。にも関わらず、腰を上げる様子もなく相変わらず談笑を続けている。民間企業でこんなことをやっていたら潰れてしまうだろう。使えない上司などさっさと首を切ったらいい。投書するから待ってなさい。

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2008/11/14

筑紫さんの評価と和田アキ子

筑紫哲也さんの功績について疑問を投げ掛けたが、やはり同じような疑問を持つ人はいるのだ。
上杉隆氏は『筑紫哲也氏は本当に賞賛すべきジャーナリストだったのか』と題してダイアモンド・オンラインに書いている。

http://diamond.jp/series/uesugi/10053/


翌日から、テレビでは追悼番組が流され、新聞では氏の功績を称える記事が掲載される。
「硬骨漢のジャーナリスト」、「弱者の味方」という言葉が躍り、文字通り、絶賛の嵐である。
<中略>
だが、正直に告白すれば、筆者にはどうしてもその種の報道がしっくりこない。

 基本的に、日本社会は「死者への鞭打ち」をタブーとしている。中国春秋時代、楚の平王の死体に鞭打った故事に倣い、権力者といえども、死者は尊厳をもって扱われるべきという観念は、いまなお日本社会にも通念している。

 確かに、反論のできない死者に対して、一方的な批判を繰り出すのはフェアでないに違いない。

 しかし、一般人ならばそれでいいのかもしれないが、自らも他人に対して厳しい批判を繰り出していたジャーナリストという職業となると、そうもいかない。厳しい仕事ではあるが、その実績については、是々非々で検証されるべきであろう。それが却って、筑紫氏の功績を輝かせることに繋がると筆者は信じる。

そして、驚くことに、


「ニュース23」のキャスターとしての筑紫氏の現地取材は、記者やスタッフのお膳立てしたものがほとんどであった。彼のライフワークであった沖縄取材ですら、現地に先乗りしたディレクターが当たりをつけて、インタビューする相手を探し出し、それから筑紫氏が乗り込むといった具合であった。

 永田町取材に関してはもっとひどい。記者クラブを批判しながら、記者クラブのパスで記者会見に出席する。かと思えば、赤坂TBSの目と鼻の先にある国会に通う彼の姿を見かけた者はほとんどいない。いや正確には、たまにある。だが、それは国会ではなく、首相官邸だ。なぜなら、当時の小泉純一郎首相と、オペラなどの音楽談義に華を咲かすために放送前に数回そこに通ったのだ。

 そして、極めて残念なことに、内閣総理大臣とのそうした会話の内容が、夜の放送に活かされることはほとんどなかった。


「泥棒にも三分の理があると思う。僕はたいていの人について情に流されることがあるのは確かで、とくに田中(真紀子)さん、辻元(清美)さんなどの友人についてそうであるのは認めます。しかし、女性が政治の舞台に出た場合、ハンディを背負っているのは考えてあげるべきで、つねづねそのような取材対象に『甘い』という批判があるのは知っています。しかし、それが僕のやり方であって厳しい質問を浴びせるようなハードなこの職業のルールに準じることはできない。その意味では、あなた(上杉)がおっしゃるように失格であります」
<中略>
だが、ジャーナリズムは、筑紫氏の友人を「女性だから」という理由で攻撃したわけではない。政治家、とりわけ一般人よりもはるかに強い権力を持つ公人だからこそ、権力のチェック機能を働かせて批判してきたのだ。その点で、筑紫氏のジャーナリストとしての姿勢は「甘い」といわざるを得ないのではないか。

この筑紫さんのコメントも凄い。女性=泥棒と同じで3分の理がある、と言っているのである。
これで、どうして「硬骨漢のジャーナリスト」、「弱者の味方」になれるというのだろう。
前から、筑紫さんはジャーナリストではないと思っていたから失望感はないが、マスコミや評論家が彼を祭り上げる姿は見ていて気持ちが悪い。さらに、和田アキ子の暴露話に至っては、開いた口がふさがらない。

http://www.tanteifile.com/geinou/index1.html


筑紫と和田の出会いは、和田がまだ10代だった頃に遡るという。当時、筑紫からの取材を受けていた和田は、個人的に悩みを抱えており、取材時に筑紫氏に相談したとのこと。

番組でそのことを語り出した和田は、当時は未成年者だったが喫煙していたと告白。筑紫は、目の前で飲酒や喫煙をする和田を見て見ぬふりをして「俺、最近、目が遠いから」、「俺はジャーナリストで本当は止めなきゃいけないんだけど、いいよ、そんなの。俺には見えない」と述べたと語った。

<中略>

「てっちゃん、肺がんで闘病していて暇やろ。私も今、タバコちょっと控えてるから、麻雀一緒にやろうや。でも闘病生活長いから、負けたら金払われへんなぁ。そこまで思ってたんです」


「うわさのチャンネル」で和田アキコがやっていたことを知っている人は、彼女の人間性を十分承知している筈だ。さらには、未成年でタバコを吸っていたくせに、加護に説教を垂れるなんぞは、片腹痛い。それを見抜けないのか、見抜けても女だから『甘かった』んだろうか。


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2008/11/13

麻生さんと笠智衆

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麻生太郎首相が12日、母校の学習院大学で開かれた日中両国の交流事業 「日中青少年歌合戦」での挨拶で、 用意した文書に目を落としながら、12月に日本で開かれる日中韓首脳会談に触れ 「1年のうちにこれだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは過去に例がない」と語った 。「頻繁」を「はんざつ」と言い間違えた。さらに、今年5月の四川大地震に関するくだりでは「未曽有の自然災害」を「みぞゆう」と読み誤った。 首相は7日の参院本会議でも、自らの歴史認識を問われ、アジア諸国への侵略を認めた 1995年の村山富市首相談話を「踏襲する」と言うべきところを「ふしゅうする」と答弁している。なんだかテレビのおばかトリオ「羞恥心」のレベルだねえ。別にそれくらいいいじゃないか、という声もあるが、そうだろうか。紙に書いてあることを読み上げていて間違えるんだから、この人の国語力はそんな程度だということだろう。やっぱり、漫画では国語力は鍛えられないんじゃないのか。

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 そういえば「羞恥心」で笠智衆という俳優さんを思い出した。" 浄土真宗の寺に生まれながら寺をつがなかった私だが、「他力本願」という言葉は知っている。きょうまで私が曲がりなりにもこうしてやってこられたのも、何か目に見えぬ大きな計らいによって、多くの人達の力に支えられてきたからだと思っている。"(「俳優になろうか」笠智衆著)

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2008/11/10

筑紫哲也さん死去

筑紫哲也氏が11月7日に死去した。73歳、肺癌。9日には身内だけで葬儀が行われ、ニュース番組では何れも大きく取り上げ、キャスターや評論家のコメントを流している。筑紫哲也氏を批判するコメントはほとんどなく、まるでこぞって賛美している光景は誠に不思議である。正面きって批判しているのは、勝谷誠彦氏と上杉隆氏くらい、それと2ちゃんねる内である。

1995年1月17日阪神大震災でヘリコプターの中継で
「一番の印象は…なんか、温泉町に来たような感じがします…」
「まったく消防活動はやってる気配がないねー、これは」「人間の姿ってのは、全然見えないっすねぇ」
「ああー、ここもまた、燃え…燃えてる真っ最中。燃えさかってると。ここも消火活動の形跡ないですねー」

これはニュースを見ていたので、鮮明に覚えている。

「焼死」した両親の遺骨を拾っていた「被災者」に対して、しつこく取材を続け、耐え切れなくなった「被災者」が、
「止めてくれ!」
と叫んだら、その「被災者」について、前後のやり取りを「隠蔽(カット)」した上で、
「被災者は感情的になっています」
と言い放った

1996年、オウム真理教による坂本弁護士一家殺人事件に絡んで発覚した、TBSビデオ問題。
TBSが「オウム信者にビデオを見せた事実はない」と全面否定したその日、筑紫は
「真相は見せた見せないという水掛け論に、最後は終わらざるをえないのだろうと思います」
結局、オウム側が供述したため、TBSは嘘を認め、3月25日に社長自ら陳謝。その晩に「TBSは死んだ」

「TBSは死んだ」も見ていたのでよく覚えている。そう言いながら、一向にTBSを去ろうとしなかった。

拉致被害者帰国のニュース
もし、拉致された人、そして亡くなった人たちに何かの過失があるとすれば、それは、
「日本人」に生まれたということでしょう。

こういうひどいコメントも出したのだ。
その他、

福岡一家殺害事件
2003年に発生した中国人による凶悪事件。裏付けもないのに「事件の背後に殺害を依頼した日本人黒幕が」
結局12月26日に福岡県警が「犯行は中国人3人によるもの」と断定したが、番組はひとことも報道せず。

中国報道
2000年10月、来日中だった中国の朱鎔基首相を番組に招いて、初のテレビ市民対話を放送。
「日本はこれまですべての正式な文書の中で、中国の人に謝罪したことはありません」

映画「セブン・イヤーズ・オブ・チベット」
「この映画は、中国による『自治権拡大』を描いた……」「中国の行為を悪と決め付けるのは難がある」。

自分の寿命を縮める原因になったにちがいないタバコについて

JR駅構内および新幹線内の粉塵濃度が健康増進法の定める基準値を 大幅に超えているという調査結果を元に日本循環器学会がJRに 駅構内新幹線内の禁煙措置を求めたというニュースに対して、 キャスターの筑紫哲也氏は「近頃の分煙化運動はファッショ的で 非常に気持ち悪い。喫煙者にも最低限の人権はある」と痛烈に批判し、 禁煙、分煙を求める近時の運動を、戦前日本的、ナチスドイツ的であるとの独自の理論を展開した

なんだいこれは。自家撞着そのものではないか。正論ぶってこれだけ失言の多い人は珍らしい。なのに、なぜに彼は表立った批判を受けないのだろう。漠然と死者をむち打つのが悪徳とされるからかと思っていたがそうではないようだ。

勝谷氏はいう、

大マスコミは筑紫さんを「ジャーナリスト」と書くし、ご本人もそう称しておられたのだろうが、果して彼は「ジャーナリスト」だったろうか。
 この産経の評伝を見るとわかる通り、筑紫さんという方は、一貫して「組織を使ってきた」人であった。ひとりのフリーランスとして、この原稿を買ってもらえなくては今月は乗りきれないという、私たちがいつも直面しているヒリヒリした感覚とは無縁の方であったように私には感じられる。
 いつも誰かに彼は寵愛されてきた。左巻きがもてはやされた時代の私には彼は最後の「坊や」に見えて仕方がない。
 いかなる組織やイデオロギーもその矛盾を突かれて追い詰められると、最後には少し「反主流派」を作って世間の耳目を集めようとする。
 朝日新聞を退社した筑紫さんが、極左番組『ニュースステーション』に対抗して『NEWS23』を選んだことは、左巻きの方々のそうした気分を満足させたのではないか。
 しかし結果としては将来、TBSそのものが中道から「遅れてきた左巻き」という評価を歴史から受けることになるだろう。

その組織の後ろ盾と恐らくはその人のよさで、人気者として振る舞った、それだけなのだろう。彼の言葉で記憶に残るのは「温泉町の湯煙」と「TBSは死んだ」だけだ。朝日ジャーナルは、私にとって一体なんだったのだろう。

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邦画1題 この窓は君のもの

この窓は君のもの
1994年日本、監督:古厩智之(「ホームレス中学生,2008」の監督)、出演:清水優雅子(陽子)、榊秀雄(タロー)、上赤俊朗、久保田芳幸、黒瀬裕美


Konomado

山梨の田舎の高校生6人の一夏の青春物語。メインは夏が終われば札幌に引っ越してしまう陽子とタローの淡い恋愛関係。1994年の頃はこういうラブストーリがウケたのだろうか、と思うような現在とのズレを感じる。不思議な間の取り方、ゆったりと流れる時間。そんな中で6人のキャラを際立たせるために、それぞれ独特のファッション、ヒーローの足の骨折。親の影が全くない。遠い夏の思い出のような映画である。
 清水優雅子は検索しても出てこない。高校生というキャラには合わないように思う。しかし、これだけで終わってしまったのだろうか。榊秀雄は存在感を感じさせる。評価70点。


Sakaki2

culty氏の評が素晴らしい。
http://culty.seesaa.net/article/103774037.html

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2008/11/07

邦画1題 贅沢な骨

贅沢な骨
2001年日本、監督:行定勲、出演:麻生久美子(ミヤコ、ホテトル)、つぐみ(サキコ、ミヤコの同居人)、永瀬正敏(新谷)

Zeitakuk

あらすじ:ネタバレ。
「ホテトル嬢ミヤコと、心に傷を持つ少女サキコ。二人はミヤコの仕事で得たお金だけでなんとか暮らしていた。ある日、いつものように仕事へ出掛けたミヤコが向かった先は、新谷という初めての客のもと。そこでミヤコは初めて女としての喜びを感じ、新谷にか特別な感情を持つようになる。やがてミヤコはなぜか自分と新谷の間にサキコを巻き込み始めるのだった……。」Yahoo 映画のあらすじを添削するとこうなる。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=234793


Nagasemasatoshi

分かりやすい映画である。
冒頭ミヤコが刺さったといったウナギの骨:ミヤコ窒息しそうな生きざま
ウナギのような高級なものを食べて骨がのどにささるのは、贅沢な骨だ、がタイトル。骨⇒のどの痛み
ミヤコはサキコを自分のものと思っている。ミヤコは客の新谷に好意を抱くが、サキコと関係を持たせる。
狭い空間の中の3人の密な人間関係:ミキサーの中の3匹の金魚を暗示
口をパクパクさせるミヤコは心を病んで窒息している人間。
ミヤコの自殺願望⇒サキコに首を絞めてと懇願
電車オタクとの売春⇒死⇒絞殺を暗示
雑踏の中で「新谷さーん!」と呼ばれた気がして新谷振り返る⇒ミヤコの死を暗示
火葬場の煙突⇒ミヤコの骨をサキコが一人で拾う⇒金魚のような骨


生活が見えるのはミヤコのみ。サキコがなぜ家を出たのかわからない。父親から汚いと言われたことをトラウマ
と思っている。新谷が何者で食いぶちをどうしているのか、全く不明。新谷はサキコに「人間はみな汚いんだ!」と叫ぶ。

全てが伏線になっていて、全てがおとぎ話で流れていく、そんな映画である。評価70点

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2008/11/03

洋画1題 A HISTORY OF VIOLENCE ヒストリー・オブ・バイオレンス


A HISTORY OF VIOLENCE
2005年アメリカ/カナダ、監督:デヴィッド・クローネンバーグ、出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス

Ahistoryofviolence

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322922


あらすじ:
 インディアナ州の田舎町で小さなダイナーを経営するトム・ストールは、弁護士の妻と2人の子どもとともに穏やかな日々を送っていた。そんなある夜、彼の店が拳銃を持った2人組の強盗に襲われる。しかしトムは驚くべき身のこなしで2人を一瞬にして倒してしまう。店の客や従業員の危機を救ったトムは一夜にしてヒーローとなる。それから数日後、片目をえぐられた曰くありげな男がダイナーに現われ、トムに親しげに話しかける。人違いだと否定するトムだったが、トムの過去を知るというその男は、以来執拗に家族につきまとい始める。

 強盗事件をきっかけに夫の過去を巡る黒い疑惑が浮上、平穏だった一家が暴力と罪の渦に呑み込まれていくさまを、リアルでショッキングな暴力描写とともに綴る衝撃のサスペンス・ドラマ。同名グラフィック・ノベルを鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化。主演のヴィゴ・モーテンセンをはじめ、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハートら実力派俳優陣による迫真の演技合戦もみどころ。


Edharris

なんだか残酷な映画である。ストーリーの展開が小気味いい。マフィアの悪役を不気味に演じるエド・ハリスはうまい。ヴィゴ・モーテンセンは強すぎ。インディアナからニューヨークに車で決着を付けに出かけるシーンは、昔、オハイオからワシントンに向かった時の事を思い出して懐かしかった。評価75点


Viggomortensen

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2008/11/01

韓国映画1題 Bad Guy 悪い男

悪い男
2001年日本、監督:キム・ギドク、出演:チョ・ジェヒョン(チンピラのハンギハンギ)、ソ・ウォン(女子大生ソヌァ)、チェ・ドンムン(ハンギの部下ミョンス)

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あらすじ:
 売春街のチンピラ、ハンギは、ボーイフレンドを待っていた女子大生ソヌァに一目ぼれし、強引にキスをする。そして相手しないどころか自分を忌み嫌い避ける彼女に強い屈辱を感じる。復讐と所有欲で、策略によってソヌァを自分のシマの売春婦に転落させる。売春宿のマジック・ミラー越しにハンギはソヌァの売春の行為を見守る。ソヌァはハンギを激しく憎み続け、泥沼から抜け出す機会が訪れるが、ハンギの呪縛から抜け出すことができない。いつしか、ハンギのいびつな愛を受け入れ彼を愛するようになっていく。ソヌァはトラックで移動売春をすることを受け入れハンギのヒモとなって宛のない旅を続けていく。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2603
http://pub.ne.jp/sejong/?entry_id=254822

 韓国映画をまともに見たのは2本目だ。「こんなのありえない!」という批評を見たが、よくある話だ。部下ミョンスがソヌァに好意を持っているのを知って「やくざ野郎が何が愛だ!」とミョンスを痛めつける。この声が松方弘樹にそっくりで笑ってしまった。ミョンスはハンギを追ってナイフで刺すが、そのナイフを部下を庇って証拠隠滅するために必死で砂に埋めてしまう。川に投げ捨てればいいのにと思うが、このシーンは砂浜のシーンの伏線なのだろう。ここでハンギは死なないんだね、死んだら後の話がなくなってしまうから。ここからはメルヘンだろう。ハンギは新しいシャツを買い、ソヌァと行った思いでの砂浜に向かう。前に来たその海辺で、赤い服を着た女性が海に消えていくシーンがある。その女性のいた砂浜に埋めてあった2枚の写真をソナは持ち帰るのですが、顔の部分がない。それを、売春宿のミラーに貼って眺めて暮らしていたのである。浜辺での再開シーンで前のシーンのデジャブのように繰り返され、砂を掘ると欠けていた写真の顔の部分が出てきてソヌァとハンギであることがわかる。砂浜に埋めてあった写真が残っているというのは無理があるがまあいいだろう。ストーリーは好きにはなれないが、良くできていると思う。75点。 

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